多摩版 掲載号:2018年9月20日号
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三方の森ふれんど 地域コミュニティ「再生」を 初の世代間交流イベント

社会

竹とんぼの飛ばし方を指導する
竹とんぼの飛ばし方を指導する
 百草団地周辺地区地域福祉推進委員会「三方の森ふれんど」(張川紀子委員長)は9月8日、地域の子どもや大人、高齢者の多世代交流を目的とした「三方の森ふれんどまつり」を三方の森コミュニティ会館で開催した。希薄になった地域コミュニティの再生を目的として、初めて企画された同まつり。地域住民約200人が参加し、盛り上がりをみせた。

 「三方の森ふれんど」は、住民や関係機関が連携して地域の課題を解決するための”支え合いの仕組みづくり”を目的に、多摩市社会福祉協議会が設置を進めている地域福祉推進委員会のひとつ。市内でも高齢化率が高く、独居高齢者が多い百草団地を中心とした周辺地区を対象に2015年に発足した。以来、高齢者を主な対象として、居場所づくりのためのサロンの開設、食事会、防災訓練などを行っている。

 同地区には以前、市立竜ヶ峰小学校があり、多摩市青少年問題協議会を中心とした地域交流が行われていた。しかし、地域の少子高齢化が進み、2009年3月に児童数の減少から閉校となり、多摩第二小学校に統合。跡地は帝京大学へ売却された。

 そうした背景から、世代間交流の場が失われ、希薄になっている地域コミュニティの”再生”を目的に初めて企画されたのが、今回のイベントだ。

 三方の森ふれんどが中心となって「子どもも、おとなも、みんなで楽しむ・つながる・思い出づくり」をテーマに、地域の自治会や周辺地区の保護者、特別養護老人ホーム愛生苑、東寺方児童館などで実行委員会を結成し、準備を進めてきた。

「地域で子どもを育てられるように」

 当日は、焼きそばなどの模擬店や、竹とんぼ・輪投げといった昔あそび、「なな山緑地の会」による木工細工・北欧の工芸品づくり、保護者によるぷにぷにボールすくいなど、手作りの様々な企画が用意され、子どもから高齢者まで約200人が訪れ、まつりを楽しんだ。張川委員長は「こんなに賑わうと思っていなかった。初めての企画としては大成功だった」と笑顔で喜ぶ。重ねて「子どもたちや若い保護者の方たちとの関わりを持つことで、地域の子どもたちを見守る目も変わってくる。特に高齢者が多いこの地区で、子どもたちを育てていくことが大事。災害時などは子どもたちが防災の担い手にもなる。そのためにも、地域コミュニティの再生が必要。今後も小・中学生に参加してもらえるような防災イベントなどを企画・検討していきたい」と意欲を見せていた。

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