都政報告 議会改革、情報公開の推進を 都議会 無所属・東京みらい 斉藤れいな
新会派設立
所属していた「都民ファーストの会 東京都議団」を離脱し、新会派「無所属・東京みらい」を設立、政調会長に就任しました。小池都知事の掲げた東京大改革に賛同する立場は全く変わりがありません。特に議会改革や、政策評価に基づいた事業の選択と集中、また情報公開(会派内議論や政治活動の透明化)も推進することで、新会派の立ち位置を明確にしていきます。
東京都では「2020改革」がバージョンアップされ、31年度から政策評価の制度構築が行われることになりました。都は稼ぐ力の向上に視点をおき、保育政策や高齢者活躍、働き方改革など様々な施策を打ち出していますが、過去最高の7兆4610億円という一般会計歳出額を計上している新年度の予算案について、都議会第一回定例会で丁寧に質疑を行って参ります。
児童虐待防止条例(案)
今回都議会に付託されている条例案の中で注目を集めているのは「児童虐待防止条例(案)」です。骨子案では、特に都と都民、保護者の三者の責務を明らかにし、保護者等の責務として体罰防止をうたっていることが特徴です。都民や有識者からは、保護者だけでなく、児童に関わる全ての職域の人に対して体罰を禁止すべきであるという意見もあります。全ての児童を監護する人への体罰禁止、また保護者への支援や児童相談所の体制強化に向けて常勤弁護士配置など、取り組むべき課題の全てをこの機に網羅していくべきであると考えています。
自動運転バス
昨年6月の都議会定例会で、東京都によるバスの自動運転実証実験について一般質問しました。今回多摩市で、都内初の住宅地の中での実証実験が行われています。自動運転の推進は、バス等の運転手の人材不足解消や、合理化によって利便性が失われてしまうような公道にもバスを継続して運行することができる大切な技術革新の一つです。できる限り市民の皆様に体験していただき、自動運転へのご懸念や疑問を解消していただくことが、さらなる技術革新や活用へと繋がってゆきます。私も試乗させていただきましたが、多摩市住民をはじめとした都民の新たな足の一つとなることを期待して、今後も注視して参ります。
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