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聖蹟桜ヶ丘駅北地区 33階「タワマン」を計画 520戸、市内で最高層建物に

社会

掲載号:2019年5月30日号

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建築計画が進められている聖蹟桜ヶ丘北地区
建築計画が進められている聖蹟桜ヶ丘北地区

 聖蹟桜ヶ丘駅北口周辺で現在、進められている「聖蹟桜ヶ丘北地区地区計画」。そこに地上33階建てのタワーマンションの建築計画が進められていることが分かった。4月には近隣住民への説明会も行われ、今後、近隣住民からの意見書などを踏まえ、多摩市・街づくり審査会の協議を経て、施工される見通し。計画が進めば、多摩市内で最も高い建物が建つことになるという。

 聖蹟桜ヶ丘駅周辺は、2013年策定の「多摩市都市計画マスタープラン」の中で、「広域拠点」と位置付けられ、「多摩市の玄関口にふさわしい活気ある商業・業務地の形成」をまちづくりの方針としている。そうした中で、市と聖蹟桜ヶ丘駅北口周辺の地権者は、連携して協議会等を立ち上げ、これまで同地域のまちづくりについて協議を進めてきた。そうした中で策定された「聖蹟桜ヶ丘北地区地区計画」は、広域拠点としてのにぎわいの創出、利便性の向上、多摩川の親水軸の形成とアクセスの改善を目標としている。土地区画整理事業と、防災性に配慮した盛土整備を実施することにより、良好な住環境と景観の形成を図り、商業・業務施設と住宅の調和した複合市街地の形成を目指すとしている。

 現在は、土地区画整理事業として、多摩川沿いの堤防道路工事をはじめ道路擁壁、宅地整備工事が進んでおり、その宅地整備工事が行われている一部で計画されているのが、「(仮称)聖蹟桜ヶ丘プロジェクトA敷地」のタワーマンションだ。

 建築主は、東京建物(株)(中央区)と(株)東栄住宅(西東京市)。場所は関戸1丁目6番外で、敷地面積8556平方メートル、建築面積2055・53平方メートル、延べ面積4万9954・80平方メートル、共同住宅520戸、駐車場221台の地下1階・地上33階建て(高さ112・24m)の鉄筋コンクリート造のタワーマンションの建設が計画されている。

 多摩市都市計画課によると、同マンションの建設が計画通りに進めば、聖蹟桜ヶ丘のビュータワーマンションや多摩センターの朝日生命本社ビル、ベネッセコーポレーションビルを超える最も高い建物となるという。

 また同敷地内には、公開空地が設けられ、同地区計画によって、その空地は防災広場になる他、近隣住民や多摩市のイベントなどで使用することもできる予定。またマンション建物内には、防災倉庫なども設ける予定だという。

 このマンションの建築計画は、今後、地域住民からの意見書などを踏まえ、多摩市・街づくり審査会の協議を経て、施工される予定。2020年2月上旬に着工、22年2月下旬の完成を目指すとしている。

 市都市計画課では「多摩市の玄関口としてのシンボリックな建物になるのでは。地域の活性化につながることに期待したい」と話している。

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