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青陵中学校 給食の「ストロー」削減へ 生徒会発案 1919本回収

教育

掲載号:2019年8月8日号

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発案した生徒会のメンバー
発案した生徒会のメンバー

 多摩市立青陵中学校(千葉正法校長)で7月、学校給食の牛乳のプラスチックストローを回収する「プラスチック フォー スマイル」の取り組みが行われた。これは多摩市全体で進めている「SDGs」の取り組みの一環として、生徒会の発案によって実施されたもの。全校生徒へ呼びかけ、8日間で1919本のストローを使わずに回収した。生徒会長の山川航さんは「今後も継続しながら、学校への配布を見合わせるなど検討していきたい」と意欲を見せる。

 多摩市では現在、国連が定めた「持続可能な開発目標」である「SDGs」の取り組みを進めている。その中で、同校の生徒会では、6月末に大阪で行われたG20で世界的な問題として取り上げられた「海洋プラスチック汚染」や「廃プラ」に着目。授業でも、環境省がプラスチックと賢く付き合うことを提唱する「プラスチック・スマート」について学んでいたことから、自分たちが身近でできることは何かと思案したところ、給食の牛乳のストローを削減するというアイデアに行き着いた。

 給食委員の協力を得て、各クラスにストローを使わずに回収することを呼び掛けると、当初は「面倒くさいからやめた方が良い」などの声が挙がったものの、結局ビニール袋を回すなどの方法で回収。その結果、8日から12日、16日から18日までの8日間で1919本のストローが集まった。この数は、全校生徒約300人が1日あたり5人に4人の割合で使わずに回収に協力した計算となる。「抵抗がありつつもみんな協力してくれて良かった」と山川さんは振り返る。「海洋プラスチック汚染などの問題を考え、みんなに知ってもらうきっかけになった」と新澤美優さんは話す。

 一方で、ストローなしでパックから直に牛乳を飲むことに抵抗があり、牛乳を飲まないことを選択する生徒もいたという。「強制するものでもないが、もっと結果をあげられる工夫を考えたい。余った牛乳の処分も考えていかないと」と飛渡太輝さんは今後の課題を話す。

 回収・削減したストローは給食センターに返却された後、焼却処理されることもわかり、有効活用の方法や、学校への配布自体を見合わせるなどを今後の検討課題に挙げる。またレジ袋やビニール傘、牛乳パック自体のリサイクル問題にも取り組みを広げていくことも検討していくという。

 2学期以降は次期生徒会のもとで継続して実施していく予定。「今回やりがいがあった。来期は今回の改善点を活かして、よりよいプロジェクトにしていけたら」と2年生の上原充喜さんは今後への抱負を語った。

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