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市民有志 飲食店支援の輪広がる ポスター・チラシを製作

社会

掲載号:2020年5月14日号

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 「やってます。テイクアウト のり切ってみせる!」。そんなキャッチコピーでテイクアウトを宣伝するポスターが現在、聖蹟桜ヶ丘駅周辺の店舗などに貼られている。このポスターとMAPが一緒になったチラシの配布も同駅周辺で始まった。新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている飲食店を応援しようと、地元有志の手によって製作されたこのポスターとチラシ。商店や企業、公共施設が掲示に協力し、テイクアウトを利用する人も増えるなど地域で支援の輪が広がっている。

 ポスターを企画したのは関戸在住の小林昭一さん。馴染みの居酒屋「かど鉢」の勝手口に「のりきってみせる」と磁石で書かれた言葉があり、胸を打たれた。他の店舗も同様に売り上げが激減し、経営に苦しんでいる。「美味しい食事を食べさせてくれるお店がなくなるのはつらい。乗り切ってもらうためにも何とか応援したい」、そう小林さんは決心した。幅広い年齢層の人にテイクアウトを利用してもらおうとポスターの制作を思い立ち、地元で活動するグラフィック・アートデザイナーの妹尾浩也さんにデザインを依頼。14店舗の名前が載ったポスター70枚が出来上がった。飲食店だけでなく、他業種、大型店、駅などに自ら掲示を呼び掛けてまわると、皆快く協力してくれた。

 一方、地元で認証保育所などを経営する(株)ウィズチャイルドの田中鉄太郎さんもスタッフとテイクアウトを実施している店舗を載せたウォーキングマップを製作。SNSで発信していた。そうした活動を互いに知り、合同でポスターとMAPを表裏にデザインしたチラシを1万枚製作。駅周辺地域で配布を始めた。

 この活動は多摩市経済観光課と多摩市活性化サポーターがテイクアウトの店舗を紹介する「#たましめし応援隊」で紹介され、市道路交通課も聖蹟桜ヶ丘駅周辺の駐輪場への掲示に協力。同じく地元のテイクアウトマップを制作していた関戸在住の塩田純一さんとも連絡を取り合い、SNSで紹介し合うなど支援の輪は広がりを見せている。「収束後も地元の店に残っていてもらいたい。みんな事情が分かっているので協力してくれる。チラシ配りに協力してくれる方はぜひお願いできれば。みんなで乗り切りましょう」と話した。

ポスターとチラシを制作した(左から)妹尾さん、小林さん、田中さん
ポスターとチラシを制作した(左から)妹尾さん、小林さん、田中さん

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