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豊ヶ丘・貝取商店街内 地域交流拠点がオープン 住民参加の運営模索

社会

掲載号:2020年9月10日号

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左から、UR都市再生機構・多摩神奈川地域本部長の安川弘氏、多摩市健幸まちづくり政策監の倉吉紘子氏、楽友会の曽我理事長、市社協の伊藤会長
左から、UR都市再生機構・多摩神奈川地域本部長の安川弘氏、多摩市健幸まちづくり政策監の倉吉紘子氏、楽友会の曽我理事長、市社協の伊藤会長

 豊ヶ丘・貝取商店街の一角にこのほど、コミュニティスペース「健幸つながるひろば『とよよん』」がオープンした。社会福祉法人楽友会(山王下/曽我好男理事長)、多摩市社会福祉協議会(南野/伊藤雅子会長)が連携して運営する同施設。居宅介護支援事業所を併設し、介護・福祉の相談、地域活動などの情報発信、イベント・講座を開催するなど、新たな地域交流拠点として期待がかかる。楽友会の曽我理事長は「地域に根差した拠点として、地域住民の皆さんの居場所として作り上げていきたい」と抱負を語る。

 楽友会は、1968年に設立。市内山王下で軽費老人ホーム偕楽荘や特別養護老人ホーム白楽荘などが入る山王下高齢者福祉施設などを運営している。そうした中で、施設利用者の多くが多摩ニュータウンの在住者ということもあり、多摩ニュータウン内で気軽に足を運んでもらえる拠点の創設を模索。多摩市に相談したところ、独立行政法人都市再生機構(UR都市再生機構)がコミュニティ活動施設と高齢者支援施設を一括で運営する「地域医療福祉拠点化」を豊ヶ丘団地で進めるため、市と協定を結んでいることを知り、18年7月に運営法人として名乗りを上げ、開設準備を進めてきた。

世代間交流の場に

 同施設の運営は、楽友会と多摩市社会福祉協議会が担い、地域住民に参加してもらって今後の事業を展開していく予定だ。「白楽荘居宅介護支援事業所とよがおか」が併設されており、同事業所にはケアマネジャーが常駐。介護に関する専門的な相談を受け付ける。施設は、キッチン付きの大きなテーブルがあるのが特徴で、スタッフが暮らしや地域活動に関する相談にも応じていく。楽友会では「このエリアは高齢化率が高い。また高齢者だけでなく、子どもや子育て中の方にも気軽に立ち寄れる世代間交流の場にしていきたい」と話す。

 加えて、多摩市の健幸まちづくりに関する情報のほか、人と人がつながることのできる情報発信にも努めていくという。楽友会が主催する介護予防運動や高齢者の料理教室、専門相談員の相談会など、市社協が主催する権利擁護などテーマをもった相談会、他団体や企業と連携した企画なども実施していく予定。市社協では「コロナの影響もあって人が集まることができないので、オンラインを活用した配信や、LINEアカウントをつくって繋がりを創出するなど、模索しながら企画を考えていきたい」と今後について語る。なお、同施設の開館時間は月〜金曜日の午前10時〜午後5時。

市民と一緒に

 8月25日に開かれた内覧会で曽我理事長は「本来なら4月にオープンする予定だったが、コロナの影響で9月に延期を余儀なくされた。多摩市が掲げている健幸まちづくり基本方針にある健幸的な生活の実現ということで、市民が集う機会をつくる、人と人のつながりをつくる、この支援を深く胸に刻んでいる。地域に根差した拠点として、地域住民の居場所として、皆さんとともに作り上げていきたい」と抱負を語った。

キッチン付きで大きなテーブルが特徴
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