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公開日:2021.03.18

多摩市
再び、消費喚起策
27日からキャンペーン

  • 店舗に設置されている読み取り画面

 多摩市は27日(土)から、市内の指定店舗でキャッシュレス決済した場合、最大30%のポイント還元を受けることができるキャンペーンを実施する。昨年12月半ばから今年1月中旬まで行ったものの第2弾で、緊急事態宣言後の消費喚起事業として行い、キャッシュレス決済を推進する狙いもある。市担当者は「特定の端末以外でも利用できるもの。多くの方に活用してもらいたい」と話している。



 期間は4月11日(日)までの16日間。「キャッシュレスでGO!GO!多摩」キャンペーンと銘打ち、新生活のためのものをそろえる時期にあてた。第1段同様、市内の指定店舗でスマートフォンを使った二次元バーコード決済「auPAY」で買物を行った場合、1回につき、最大で決済額の30%が利用月の翌々月末までにポイントとして付与されるもので、上限は1万円まで。1万円の商品を購入した場合、3千円のポイントを得ることができることになる。



 市担当者は「納税などの行政サービスの支払いや、診療費などは対象外だが、コロナ禍のなか、非接触で実施できる取り組み。市内の消費喚起となれば」と話す。



第一弾は500店



 市によると、第1段でこのキャンペーンの利用歴があった市内店舗はおよそ500。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの小売業のほか、マッサージ店などのサービス業、飲食店などが対象店舗に名を連ねた。前回に続き、市外在住者も利用可能とすることで、市はより多くの利用を促したい考えだ。



 また市は、高齢者などスマートフォンの取り扱いに不安がある人を対象とする利用説明会を今回も市内の商業施設などで開催していく予定で、「登録は無料。au以外の端末でも利用できるもの。多くの方に参加してもらいたい」とする。



参加店舗を募集



 一方で、キャンペーン参加店も募集する。既に「auPAY」を導入している店舗は自動的に対象となり、新たに希望するところに関しては、問い合わせを受けるコールセンターを設け、対応する。「利用開始までに1週間から10日間程度の時間がかかる。希望される場合は早めに連絡を」と市担当者。昨年のキャンペーン開始に合わせ、「auPAY」を導入した、諏訪にあるカフェ「すわハーモニーカフェ」の櫻田幸也さんは「設置後、キャッシュレス決済のお客さんが増えた。第2段ではより多くの方に利用頂ければ」と話す。



 このキャンペーンに関する問い合わせは市経済観光課【電話】042・338・6830まで。「auPAY」登録については【フリーダイヤル】0120・985・454へ。キャンペーン対象店舗の一覧は市HPで観覧できるという。

 

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