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多摩サッカー協会 競技親しむ場生み、50年 子どもから高齢者に機会

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掲載号:2022年5月12日号

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「裏方」に徹してきたという座間会長
「裏方」に徹してきたという座間会長

 多摩市に住む小学生から社会人、高齢者までが所属する多摩サッカー協会が4月、創立50周年を迎えた。子どもたちがサッカーに親しむ環境を生み、近年は地域貢献を進めるなど、存在感を高めている。

72年に創設

 創立は市が誕生した1971年の翌年の72年。入居が始まった多摩ニュータウンの住民らの市民クラブ立ち上げの機運が高まったことが引き金になったようだ。市内では当時、ニュータウンの開発に携わった東京都と現在のUR都市機構の職員らがサッカーチームをつくり交流戦を行うなど、活気づいていたという。

 市外から多数の人が流入してくる時代。創立間もない協会は人口増を受け、次々に誕生する小学校などでサッカー教室を開き、子どもたちに競技の魅力を伝えていったといい、現在、協会の会長を務める座間直成さん(71)は「小学校でのサッカー教室は子どもたちのほか、各校の先生たちを指導者として迎え入れたいという思いもあった。順調にチームは増えていきましたね」と笑顔。そして、少年サッカーチームが結成されていくと、その卒業生らの受け皿として、社会人や高齢者が競技を継続できる環境が整っていったと振り返る。

 「協会はニュータウンへの入居を機に全国各地から集まったサッカー好きで構成されていた。当時から高いレベルのサッカーを目指す機運があったね」と笑顔をみせる。

学びの場を創出

 協会は子どもたちがサッカーに親しむ環境を生んできた。リーグ戦やトーナメントを定期開催し、子どもたちが勝利に向かって仲間と協力して達成感を味わえるようにするなど、家庭や学校では経験できない機会を創出。設立から数年を経て結成した選抜チームは選手の意識向上につながり、加盟チームのプロ選手輩出にもつながってきた。

 昨年まで子どもが加盟チームに所属していたという40代の男性は「サッカークラブでの活動は友だちづくりにもつながったよう。親同士のつながりも生まれた。地域に欠かせない存在と思う」と話す。

地域貢献も

 協会は近年、地域貢献にも力を入れている。拠点となっている南豊ヶ丘フィールドで開かれている走らないでボールをつなぐ「ウォーキングサッカー」講座に協力し、高齢者の健康づくりを後押しする。

 座間さんは「私も参加しているが楽しい。地域貢献にも力を入れていかなければならないと考えた」と話し、50周年を迎えた今年は年末にゲストを招いた記念の講演会などを予定し、より地域に協会について知ってもらえるようにしていきたいと力を込める。

 一方で、協会の今の課題はサッカーができる場所の確保という。より多くのグラウンドを確保することができれば活動を活発化させていけるという考えで、「関係各所に相談していきたい」と口にしている。

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