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公開日:2023.06.22

多摩市立
中央図書館が開館
7月1日 多摩センターに

  • レンガ坂に直結している入口

 多摩市立中央図書館が7月1日(土)午前11時、多摩中央公園内(多摩センター駅徒歩7分)にオープンする。5月に閉館した市立図書館本館からの移転準備期間を経て、約2カ月ぶりに本館を担う図書館の開館とあって、記念イベントが連日開催される。

中央公園と調和

 旧西落合中学校跡地を活用した図書館本館が5月7日に閉館してから、移転準備が進められてきた中央図書館は、より多摩センター駅に近くなった場所に建設された。館内や周辺施設の整備が完了した来月1日に、いよいよオープンする。建物は2階建てで、外観は中央公園とレンガ坂に調和し、街並みに溶け込むデザインになっている。

 1階は座席数140席あり、書籍や新聞、専門的な資料が並ぶ。静かな空間で読書や調べものができる従来の図書館に近いフロアになっている。中央公園、レンガ坂に面している2階の座席数は約300席。暮らしに身近なテーマの本や児童書を配架。市民団体向けの活動室、グループ学習ができるスペースやカフェもある。全体として開放感のある広場のような図書館をイメージしており、賑わいを創出する狙いもある。同館の横倉妙子館長は「訪れる人の目的に合わせた場所や活動ルームがあり、様々な使い方ができる。幅広い年代の方に来てほしい」と話した。

 開館時間は午前9時半、閉館時間はこれまでより大幅に延長し午後8時まで利用できる。休館日だった祝日も開館する。休館日は第1・3木曜日、年末年始など。

記念事業を実施

 中央図書館開館後、記念した催しが多数企画されている。「みんなのイベントアイデア×中央図書館」と題し、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会と共催の企画展示など7つのイベントが行われる(下記表参照)。

 また、1日からは、岡田茂吉美術文化財団東京支部との共催で、「歌川広重 東海道五十三次(復刻版)のすべて〜一緒に江戸を旅してみよう〜」と題した展示会が行われる。9日(日)まで。時間は午前9時30分(初日11時)から午後7時(最終日5時)まで。11月20日(日)までは、パルテノン多摩で連携展示として江戸時代の多摩地域を描いた絵図や図書館所蔵の広重の錦絵を展示する(直接会場へ)。これ以降も関連したイベントを企画しているという。

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