多摩 トップニュース社会
公開日:2023.09.21
多摩市
ペットボトルの分別徹底
12月からは「ごみ収集せず」
多摩市はこのほど、ペットボトルのごみ収集について、今年12月からラベルをはずすなどの分別ルールを徹底し、未分別のペットボトルが混入している場合は収集しないことを公表した。10月から未収集の対象となる出し方をしている集積所には予告シールを貼り周知を図っていく。
市はこれまでキャップをはずし、中身をすすぐことやラベルをはずすよう要請してきたが、現在約3割のペットボトルにキャップやラベルが付いたままで、1日あたり約2万本分のキャップを人の手で分別しているという。しかし、ペットボトルの収集量が増えており、今のままでは資源化センターで処理しきれなくなるとして、改めて分別ルールを徹底することにした。
市でペットボトルとして出せるものは「ペットボトル」の識別表示マークがついている指定表示品目。清涼飲料水やしょう油、みりん、酒類などのペットボトルが対象となる。収集されたペットボトルはリサイクル工場で再商品化に向けて加工され、新しいペットボトルに生まれ変わる。キャップとラベルは通常、プラスチックごみとして処分する。
市はルールを徹底するため、12月以降に分別されていないペットボトルが混入している場合、容器に注意シールを貼り、容器内すべて(缶を含む)を収集しないとしている。
市は、来月からルールを守っていない集積所へは「容器内すべて収集できません」などと書かれた予告シールを貼り付ける。また、広報やホームページを活用するほか、外国人向けのアナウンスやイベントなどを通して周知を図っていく。分別ルールに関する問合せは市環境部資源循環推進課【電話】042・338・6836。
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