社会福祉法人多摩市社会福祉協議会は2月24日、パルテノン多摩で今年度の福祉大会を開催した。今回は法人化50周年を記念しており、全国から公募していた同協議会の新たなマスコットキャラクター「たまふくちゃん」が発表された。
福祉大会は例年、高額寄付や福祉事業の推進、ボランティア活動など地域福祉に貢献した功労者や団体に表彰状や感謝状を贈っている。
今年度は2部制で行われ、第1部の式典には同協議会の紀初子会長、阿部裕行市長、三階道雄市議会議長らが出席した。3団体・20人が表彰され、30団体・6人に感謝状を贈呈。また、法人化50周年地域福祉功労者特別表彰として、179団体・12人に感謝状が贈られた。
紀会長は「様々な活動をしている受賞者の方に出席いただき感謝しています。第5次多摩市地域福祉活動計画の策定をしたばかりなので50年を節目に市民の方と取り組んでいきたい」と話した。
146案の応募
同協議会では、50周年を記念して新たなキャラクターを誕生させようとデザイン案を広く募集していた。全国から146の応募があり、審査の結果、決定したキャラクター「たまふくちゃん」が初めて発表された。
デザインを考案したのは愛知県豊橋市在住の山岡怜二さん。髪飾りは「協議会」の「協」の形になっており、洋服のポケットは「し」の形になっており、「服」と「し」で「福祉」を表している。また、髪型は「多摩市」から「魂」を連想させ、「ソウル・情熱」の気持ちを表現しているという。
同協議会では、親しみやすく愛着のあるキャラクターで、一緒に福祉のまちづくりをPRしていくことが想像できるデザインを募集。途中、5つの候補までしぼり、市民からの投票も受け付けていた。
今回決まったキャラクターは広報紙などに使われ、着ぐるみが作られた後はキャンペーンなどでPR活動を行う。
キャラクターの誕生を楽しみにしていた紀会長は「市外の方からもたくさんの応募をいただいた。とても可愛く思う。皆さんで一緒に育てていければ」と感想を話していた。
第2部では、NPO法人あなたのいばしょ理事長の大空幸星さんの特別講演会が行われた。
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