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公開日:2026.01.29
多摩市
大型自動運転バス 実証運行
官民連携 都内初の試み
多摩市は今年に入り、都内で初めて大型自動運転バスの実証運行(レベル2:運転手搭乗型)を多摩ニュータウン鶴牧エリアのバス路線で行っている。民間企業との協力により実施しているもので、自動運転レベル4(運転手不要、特定条件下での自動運転)の運行をめざす。
多摩市は今後、バスなどの公共交通機関の運転手が不足するという懸念などから、早期の自動運転技術によるバスの運行をめざしている。市が主体となり、運行を担う京王電鉄バス株式会社とシステム・車両提供を行うA―Drive株式会社との3者で、共同で事業を行うコンソーシアム協定を締結、実証運行を行うにいたった。
A―Drive株式会社は三菱商事とアイサンテクノロジー株式会社による合弁会社で、多摩市を含む全国各地で自動運転の実験を行っている。今回の実験ではいすゞ自動車株式会社の「エルガ」という大型バスを使用。大型の自動運転バスの実証運行は都内初の試みとなった。
実証運行の開始にあたり出発式が1月9日、パルテノン多摩で行われ、関係者によるテープカットの後、試乗会が行われた。出発式では主催の阿部裕行市長が「公共交通は大切なインフラ。来年度にはレベル4の大型バスを走らせ次世代につなげていきたい」とあいさつした。
京王電鉄バスの宮坂周治代表取締役社長は「当社にとって初めての大型バスを使っての実験。運転手不足の対応についても大型バスの自動運転は欠かせないもの。安全第一に取り組む」と話した。また、A―Drive社の岡部定勝代表取締役社長は「技術開発は苦労が多いが、多摩ニュータウンの傾斜のきついところで、ブレーキ性能の実験ができるのは大きい。新しい交通システムの開発につなげたい」と意気込みを語った。
実証運行は多摩センターで行われ、2月1日で終了する。課題と対策の検討を行い、来年度、一部区間での自動運転レベル4をめざす。
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