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公開日:2026.10.09

ミニバスケットボール吉岡鉄仁さん(大和市立引地台小6年) 心臓手術へて夢に挑戦中 感謝忘れず「将来はNBA」

  • 「バスケが大好き」と語った鉄仁さん(左)と母の真利江さん=6日・シリウスで

    「バスケが大好き」と語った鉄仁さん(左)と母の真利江さん=6日・シリウスで

 小学生のミニバスケットボール大会「北相選手権」(主催/県バスケットボール協会 U12部会北相支部)が4日、県内の各会場で行われ、大和市を拠点に活動する「桜丘ミニスターズ」が大沢(相模原市)に勝利した。県大会まであと1勝に迫ったチームをけん引する選手の一人が、引地台小学校6年生の吉岡鉄仁さん(11)だ。鉄仁さんは1万人に1人の確率で発症するとされる難病と闘いながらコートに立っている。

 母の真利江さん(40)によると、妊娠5カ月のころに鉄仁さんが多脾症候群だと判明した。生後1歳の時に心臓手術を受けた鉄仁さんは、現在、右腕脇の下にペースメーカーを埋めて日常生活を送っている。

 友人の誘いもあり小学2年生でミニバスケットボールを始めた鉄仁さんは、桜丘ミニスターズで週に6回の練習に励んでいる。およそ120人が所属するチームの主軸を務め、得点源としての役割が期待されるスモールフォワードとしてプレー。得意のハンドリングと持ち前のスピードを活かした球際の強さが武器で、「ルーズボールは誰にも負けたくない」と闘志を燃やす。

 4年前、鉄仁さんから「ミニバスをやりたい」と打ち明けられた時、「とても悩んだ」と真利江さん。中学生のころ、自身もバスケットボール部で活動した経験から、練習や試合で求められる運動量がもたらす心臓への負担が頭をよぎった。

 今も定期的に通院して経過観察を続ける鉄仁さんは、「日本代表選手になって、NBAでも活躍できる河村勇輝選手のようなプレーヤーになりたい」と夢を語る。

 練習から帰宅すると、元アメフト選手の父との「厳しい特訓」が待ち受け、「就寝は夜中になることも」。それでも、大好きなバスケをさせてくれる両親に感謝の気持ちでいっぱいだ。鉄仁さんはこれからも全力プレーで「ありがとうを伝えたい」と笑った。

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