海老名市が昨年度進めた都市計画道路の見直し結果をまとめこのほど公表した。計画決定後、長期間にわたり整備が行われていない路線について検証作業を進め1路線を「廃止」、5路線を「留保付き存続」としたほか、市域南部を走る県道22号横浜伊勢原を新たに都市計画道路とする必要がある路線と位置付けた。
市まちづくり部によると市内の都市計画道路は13路線・総延長29・98Km。このうち18・94Kmについては整備が完了している一方で、約11Kmは未整備となっている。中には計画決定から50年近くを経過している路線もあり、市は人口減少や交通需要の変化を背景に見直し作業を進めた。
今回、検証対象となったのは7路線。このうち東柏ケ谷地区を東西に抜ける計画の「高座開拓東西線」は大和市側に都市計画道路計画がなく、主要地方道横浜厚木線が代替機能を果たしていることなどを理由に「廃止」とした。
また、さがみ縦貫道路の北伸に伴い交通量増加が見込まれる下今泉門沢橋線など5路線を、路線の必要性は高いが事業実施時期の見込みがたたない「留保付き存続」とした。
県道22号を追加路線に
横浜市磯子区と伊勢原市を結ぶ幹線道路で、海老名市南部域を抜ける県道横浜伊勢原線について「新たに都市計画道路とする必要がある路線として追加すべき」との検証結果を示した。
当該区間の東西で4車線化が進んでおり、県央地区の東西をつなぐ道路として必要性が高いとの判断で、都市計画道路に正式決定されれば1996年11月に計画決定された「河原口勝瀬線」以来となる。
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