有馬高校と海老名高校の少林寺拳法部が、6月13日に藤沢市内で行われたインターハイ県予選で優秀な成績を収め、有馬高校から9人、海老名高校から1人が7月末から兵庫県内で開催される全国大会への出場を決めた。
昨年からインターハイ種目に加わった少林寺拳法。有馬高校は、昨年に引き続き2回目の挑戦となる。
今年の同校は、出場する9人のうち7人が黒帯を所持しており、実力者同士が日ごろから切磋琢磨してきた。県大会では女子単独演武と女子組演武、女子団体演武の3種目で優勝。また、男女とも組演武で準優勝者も出るなど、存在感を見せつけた。
昨年のインターハイでは雰囲気にのまれてしまったことなどから、チーム最高順位が女子団体戦の12位という結果に終わった同部。
全国では、各種目で女子が入賞圏内となる8位以上、男子が優勝を目標に掲げている。「今後の練習時間を大切に、一つひとつの技の精度を磨き、全員が万全の状態で本番に臨めるように調整していきたい」と主将の坪井美奈さん(3年)は抱負を語った。
海老高・藤澤さんも活躍
男子単独演武に出場した海老名高校の藤澤凌雅さん(2年=写真左)も県大会で準優勝し、全国行きを決めている。
高校入学後から少林寺拳法を始めた藤澤さん。昨年の県大会には出場もしていなかった。しかし、日ごろの懸命な練習と、小学2年のときから続けている空手で培った武道のセンスから、昨年秋に行われた県新人戦の男子単独演武で優勝するなど頭角をあらわしていた。
藤澤さんは、初めての大舞台を前に「チャレンジャーとして臨みたい。全国レベルの演武を見て、自分に足りないものを探したい」と真摯な姿勢を見せた。
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