海老名高校女子バスケットボール部が6月26日、全国高校総合体育大会(インターハイ)県予選で準優勝し、創部以来初の全国出場を決めた。バスケットボール全国大会は、7月下旬から広島県内で開催される。
インターハイ県予選は、地区予選を突破した40チームで競われた。海老名高校は春の県大会でベスト8に入り、地区予選を免除。シードチームとして3回戦から今大会に臨んだ。
初戦を順調に突破した同校は、4回戦で強豪・市ケ尾高校に接戦の末、逆転勝利を収めた。続く決勝リーグでは海老名高校を含む3チームが1勝3敗の同率になったものの、総得点数で並ぶ横須賀大津高校より総失点数が少なかった海老名高校が、準優勝となった。
長年の悲願達成
顧問の鶴田明浩教諭は「エースのいない普通のチーム」と話す。部員13人という少数精鋭ゆえの選手同士の結束力の強さが、同部の強みである組織的なプレーにつながっているという。
これまでのインターハイ県予選での最高成績はベスト8。チームプレーを武器に強豪校相手に健闘するものの、決勝リーグに進出できず悔し涙を飲んでいた。
これまでの敗因を見直し、今年は基礎に重点を置いて練習に取り組み、県外チームとの練習試合を増やして実践経験を積んだ。
鶴田教諭は「全選手がバランスよく機能できたので、結果がついてきたのだと思う」と今大会を分析する。
矢久保小雪主将(3年)は「厳しい試合もあったけれど、自分たちのスタイルを貫くことが出来た。インターハイでも、日頃の成果と海老名らしさを発揮したい」と抱負を語った。
海老名高校のインターハイ初戦は7月31日(日)に行われ、高知県の県立岡豊高校との対戦を予定している。
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