ビナウォークの所長を務める 鈴木 武幸さん 中央在勤 44歳
ワクワクが新発想を生む
○…まちのシンボル的存在である、海老名駅前の大型商業施設「ビナウォーク」。同館をはじめ地域自体を盛り上げられたらと、2年前に所長職に就いて以来「楽しめるまちづくり」に注力してきた。例えばお笑い芸人やパフォーマーによる年間800回ほどの催しの実施。イベントを見ながら飲食もできたらより楽しめると、海老名中央公園を取り囲むようにレストランを配置するなど景観と利便性にも工夫を凝らした。「『ここに来れば1日楽しい』と思ってもらいたい」と語る。
○…同館を管轄する小田急電鉄(株)に入社したのは25歳の時。大学と大学院で建築を専攻し都市・まちづくりを学んでいたこともあり、会社人生のほとんどを商業施設関連の業務に費やしてきた。商談相手の大半はゼネコン。専門的な話を対等にできたらとの思いから、入社後7年目で一級建築士の国家資格を取得し、担当していたリニューアル工事計画やメンテナンス事業などに生かしてきた。新宿ミロードの副所長を務めた経験も。
○…横浜市港南区出身で、小学3年の時に東京都中野区へ。中高時代は当時珍しかったフェンシング部に所属し熱中。放課後には近隣の大学で出稽古を行って技を磨き、高校2年で東京都のインターハイ予選3位に輝くほどの腕前だった。
○…現在は夫人と小学生の息子・娘と暮らす。職業柄ビナウォーク内を見てまわることも多く、新たに発見したカプセルトイの話などを子どもたちにすると「パパは何のお仕事をしているの?」と不思議そうにされると思い出し笑顔に。「お客様が自分や家族だったらと想いを馳せ、関係者皆がワクワクしながら施設を形作る」。そんな姿勢が開業16年を経た今なお近隣住民から愛され続ける施設を作り上げる。
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