国分中央自治会館(市内国分南2の19の16)にこのほど、宅配ロッカー「PUDOステーション」が設置された。駅構内や施設などでは多くあるが、地元集会所への設置は全国でも初だという。宅配便問題の解消ほか、地域住民の利便性も向上される事から、今後の広がりが予想される。
宅配物に対して配達員の減少、受取人との時間調整など、様々な面で課題を抱える「宅配便」。ネット通販や共働きの増加などが背景にあり、社会的な問題となっている。
こうした状況を踏まえ、駅や商業施設などへの設置が進んでいるのが荷物の受取りができる宅配ロッカーだ。今回設置されたのは、ヤマト運輸らが出資する「パックシティジャパン(株)」が全国展開しているオープン型宅配便ロッカー。県内では約400カ所あり、海老名市内にはヤマト運輸センターや小田急線海老名駅など5カ所に置かれている。マンション内などにある利用者限定の宅配ボックスとは異なり、誰でも利用できるのが特徴だ。
利用方法は、【1】再配達依頼などの際にこのPUDOステーションを選択【2】宅配業者が荷物を配送【3】荷物受取用のパスワードをメール受信【4】ステーションで荷物受取、となる。
自治会館に置かれるのは全国初で、市の所有地内というのも県内では初だという。同社と自治会、市で協議を重ね、今回の設置に至った。同社担当者は「現況ではヤマト運輸(株)の取扱いのみだが、今後は多くの業者に間口を広げたい」とコメント。
国分自治会連絡協議会の牛尾辰則会長は「若い方たちも多く集まる中、こうした利便性の向上は住みやすい環境につながる。地域の方に自治会の存在もPRできるのでは」と話している。
利用方法などの詳細は自治会回覧板などで周知される。問合せはパックシティジャパン(株)【フリーダイヤル】0120・31・1969へ。
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