「ハロウィンフェスタinエビナ２０１８」の実行委員長を務める 望月 敦史さん 上今泉在勤 36歳
海老名・座間・綾瀬版
公開：2018年10月26日
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調和の中にも、揺るがぬ”意思”
○…５年前はパレードの参加者を集めるので必死だった「ハロウィンフェスタ」が、今では応募が始まると申込みが殺到し、すぐに定員に達してしまうほどの大人気イベントに成長した。「これまでは、スタッフが楽しめる余裕は無かった。安定期に入った今、参加者とともに主催者側も全力で楽しみ、伝統という基盤を固めながら、さらなる成長に向かいたい」と先を見据える。
○…イベントを主催している「海老名商工会議所青年部」には、父が地元で営む石材店で働くと決めた23歳のときに入会。商工会議所や消防団などの活動も、幼少時代から父の背中を見て育ってきたため、自然の流れで溶け込めた。仕事も地域活動も「利他の精神」をもち、自分本位な姿はない。「仕事柄、職人気質の大切さも十分分かっているけど、相手が満足しなければ何も意味がない。常に第３者の目線をもち、良いモノを作り上げていく事を心掛けています」と、実直な人柄が伺えた。
○…有鹿小・海西中学校時代は野球に夢中だった。当時から「浮かれたり、気を抜くのが好きじゃなかった」という性格からか、任せられたのはキャッチャー。全体のバランスを図り、時に慎重、時に大胆にチームを先導してきた姿が想像できる。好きな言葉は「勝って兜の緒を締めよ」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。
○…仕事に加え地域活動をこなすなど忙（せわ）しない生活を送っているが、一番優先なのは「家族」。３児の父で、一番下の子は２歳になったばかり。家に帰る時間を伝えれば、急な誘いでもしっかり断る。「付き合いが悪いなんて言われたとしても、そこは全然気にならないんですよ。あっ、ごめんなさい。そろそろ子どもをお風呂に入れる時間だから帰りますね」とイクメン姿も見られた。
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