海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2019.03.01
相鉄・JR直通線
新型車両12000系が誕生
今春にも運転開始の予定
相模鉄道(株)はこのほど、相鉄・JR直通線用の新型車両「12000系」の完成を発表した。同車両はすでにかしわ台車両センター(相鉄線かしわ台駅構内)に輸送されており、鉄道ファンらの注目を集めている。
相鉄・JR直通線は、相鉄線西谷駅と羽沢横浜国大駅間に新たに連絡線を設けることで、JR線との相互直通運転を行うもの。開業時期は来年度下期を予定しており、神奈川県央部と東京都心部の直結によりさらなる広域鉄道ネットが構築され、所要時分の短縮や乗換回数の減少といった利便性の向上が期待されている。
12000系のデザインは、熊本県PRマスコットキャラクター・くまモンの生みの親でクリエイティブディレクターの水野学氏と、空間プロデューサーの洪恒夫氏が総合監修する「デザインブランドアッププロジェクト」の概念に基づき、(株)PRODUCT DESIGN CENTER(鈴木啓太代表)が設計を担当。能面をイメージしたデザインで、相鉄線初となる前方監視カメラ・車内防犯カメラの搭載、ホームドア設置駅での自動停車可能な装置への対応がなされている。今春から運転が開始される予定だ。
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