港北区 文化
公開日:2026.02.26
写真と映像でたどる菊名100年の歩み
東急東横線菊名駅が2月14日、開業から100周年の節目を迎えた。同日、菊名地区センターでは記念イベント「地域の写真とNHKアーカイブスでたどる菊名の暮らし」が開催され、まちの歩みを振り返った。
司会を務めたのは、菊名育ちで元NHKアナウンサーの渡邊あゆみさん。渡邊さんは、かつてまちの至る所にあった側溝(ドブ)の風景や、駅周辺の馴染みの店などの思い出をユーモアを交えて披露。「好きな地元にはいつでも戻れる。今日は何としてでも来なければと思った」と熱く語り、会場を沸かせた。
激動の歴史を振り返る
イベントでは、住民から寄せられた貴重な写真とNHKのアーカイブス映像を組み合わせた特別VTRが上映された。
1926年2月14日の開業当日に住民が餅つきをして祝った様子をはじめ、かつての特産品だった天然氷の切り出し、67年の菊名小学校の大火事、そして91年に800人の作業員が深夜のわずか4時間半で完遂させた線路切り替え工事など、激動の100年がスクリーンに映し出された。
次の世代へ
写真提供者として登壇した地域住民は、戦時中の米の供出作業に近隣住民が協力したエピソードを紹介し、「地域の絆」の大切さを語った。また、会場にいた菊名小学校の児童らが校歌を元気に歌い上げる場面もあり、歴史が次世代に引き継がれていることを印象付けた。
主催の菊名駅東口地区まちづくり協議会は「地域の記憶をひもとき、次の時代に残したい魅力を語り合えた。このつながりを未来へつなげていきたい」としている。
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