真打噺家・林家たけ平のちょいと一服
(五)縁起担ぎ「座布団の話」
さて、落語界における、縁起かつぎの話を数回にわたり申し上げてきました、その最後は、落語家といえば、座布団ですね。笑点でよく座布団を取られている人もいますが、実はあの座布団にも縁起かつぎが含まれていて、ただ、適当に敷いているのではありません。
というのも、座布団には、ちゃんと前と後ろがあります。一辺だけ縫い目の無いところがあり、それをお客様のほうに向けて敷きます。
なぜ縫い目の無いほうを向けるかというと、ここが縁起かつぎで、「お客様と縁が切れないように」という、落語家の想いを込めて、縫い目の無いほうをお客様に向けて敷くのです。これも独特の噺家の縁起かつぎです。
皆さん、敷くのは「座布団」ですよ、くれぐれもご亭主を尻に敷かないように…。
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