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海老名・座間・綾瀬 コラム

公開日:2019.07.19

えびなお寺コラム【1】
550年の歴史に触れる
海源寺(中新田)

  • 同寺の竹本明生住職

  • 市重要文化財の坐像

 海老名編集室の新企画として記者が市内のお寺を巡る、その名も「お寺コラム」(まま?)を始めます。記念すべき初回は550年以上の歴史を誇る「海源寺」(日蓮宗)をご紹介いたします。同寺の竹本明生住職に話を聞きました。



 本堂などが建立されたのは寛政年間(1460〜66年)といわれ、開基したのは大島豊後守正時とされています。この大島氏はもともと安房を領地として治めていましたが、海老名の地を領有していた海老名氏と姻戚関係にあったため、同氏の後継者が絶えると、代わってこの地を領有するようになったといわれています。



 同寺にはその大島正時坐像があり、市の重要文化財に指定され現在でも伝えられています。この坐像は日頃からみられるものではなく、「歴史探訪イベント」などで、同寺を訪れた際に特別にみることができるそうです。



 また、本堂は2013年に建て替えられ”双龍の虹梁”は見どころの一つ。彫刻師8人が4か月かけて作業場で寝泊まりをしながら仕上げました。



 4月8日のお釈迦様の誕生日の祝いと同時に行われる「花供養」や、市の重要文化財になっている”鐘楼門”内でつく「除夜の鐘」も大人気となっています。



■海源寺



(住)中新田1の1の22



046(231)4130

 

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