大谷小学校5年生の高木真由さんがこのほど、東京武道館で開催された「第19回全日本少年少女空手道選手権大会」(女子・形の部)で優勝した。高木さんは「一番になれて嬉しい。来年も挑戦したい」と喜びを語った。
(公財)全日本空手道連盟が主催する同大会には、学年・男女別に分かれ、対人勝負の「組手」と、決められた演武の中で力強さやスピードなどを競う「形」の2部門がある。都道府県ごとに行われる予選会で2位以上の猛者たちが、各部門で出場し頂点を争った。
今大会で5年連続の全国出場を果たした高木さんは、1〜4年生までは組手の部で出場し、3年時には優勝を経験している実力者。県大会では形部門で2位、組手でも3位の成績を収めていた。
初の形でも堂々演武
今年の小学5年女子形の部には95人が出場。技のキレとスピードを持ち味とする高木さんは、落ち着いた演武でトーナメント戦を勝ち上がり、頂点に辿り着いた。
高木さんは「これまでの大会では組手での出場だったため、初出場の形は少し緊張したが、日ごろの練習のおかげで自信がつき、落ち着いて自分の空手に集中することが出来た。大会では自分の力を充分に発揮でき、満足する内容だった」と笑顔で振り返った。
毎日「空手漬け」
「空手の稽古は生活の一部」と話す高木さん。弟と一緒に1年生から空手を始めて以来、練習しない日は無いほどのめり込む。週2〜3で通う道場の練習が無い日には、先輩たちとの出稽古、またそれも無いと、コミセンを借りて弟や友人らと練習に励んでいる。
今後の目標は、11月に開催される次の全国大会での優勝。「参加した試合は全部勝ちたい。その為に毎日の稽古は欠かせない。将来はオリンピックに出場したい」と先を見据えた。
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