海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2019.09.20
特養「陽だまり」
3年連続の優秀賞
県内の介護技術大会で
市内社家にある特別養護老人ホーム「陽だまり」で働くスタッフ(山本隆史さん・濱大輔さん・江川友哉さん)がこのほど、「第18回かながわ高齢者福祉研究大会」に出場し、移動介護部門で優秀賞に選ばれた。同施設は3年連続での受賞となった。
同大会は高齢者施設に従事する職員による実践活動や、福祉のプロを志す学生の研究活動等、県内福祉の最前線を社会に発信しようと行われているもの。
今回の発表では「体格が良く、腰痛や皮膚が弱い認知症の男性」という利用者設定のもと、負担が大きいとされる”持ち上げ介護”を使わず、利用者がベッドから起き、車イスに移って外出するまでの一連の作業を披露。滑らせて車イスへと移動させるスライディングボードを通常1枚のところ、2枚使いで、利用・介助者ともに楽にできる移動方法や、認知症ケアの会話技法”ユマニチュード”での対応が特出して優れていると高評価を受けた。
発表した3人は「実際の現場でも使える技。福祉用具の組合せにより、新たな介護方法がある事を実感した。これからも様々な事に取り組んでいきたい」と話していた。
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