海西中学校のPTAが11月15日、「2019年度優良PTA文部科学大臣表彰」を受賞した。新井悦子会長は「一緒に活動する会員や先生、市教委、地域のみなさまのお力添えがあってこその受賞。これまで支えて下さった方々に感謝したい」と喜びを語った。
文科省が毎年実施している同表彰は、PTAの健全な育成と発展を目的に、優れた実績を残した団体をたたえるもの。今年度は全国で129団体、県内では9団体が選出された。市内では柏ケ谷小(17年度)、大谷小(18年度)に次いで3団体目の受賞となる。
同PTAはこれまで、三者連携(家庭・学校・地域)の強化のために、学区内の有鹿小・中新田小のPTA、教職員、自治会と年に2回、茶話会を開催し、良好な関係づくりや密な情報共有を行ってきた。また、地元神社の祭り参加や地域パトロール、広報紙発行のほか、昨年度まではバザーや地元商店とコラボした「椨(たで)まつり」を主催するなど、積極的に地域交流を図ってきたことが評価され、今回の受賞に至った。
「参加しやすい環境を」
「ゆるく、楽しく、頑張りすぎない」をスローガンに、5人で活動している。「みんな働きながら活動に携わっているので、『参加しやすい環境を』という思いで決めた」と語る。昨年度には、生活環境委員会が中心となり、年に2回、校内花壇や学校脇歩道で花の植栽などを実施し、明るい雰囲気の学校づくりに寄与し、県教委から表彰されている。
有鹿小時代から10年間、役員を務めてきた新井会長は「卒業年度に名誉ある賞をいただき光栄。来年以降も盛り上げてもらえるよう、引き継ぎたい」と語った。
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