海老名市・綾瀬市・座間市が共同で運営している「高座清掃施設組合」が、隣接する土地に建設を進めてきた「本郷ふれあい公園」(第1工区区画・本郷3611の1)をこのほど開園した。利用時間は午前9時から午後5時まで(6〜9月は6時)。
同公園は昨年4月に稼働したごみ処理施設「高座クリーンセンター」の建設に伴い、近隣住民から「周辺整備として市民に親しまれる公園を作って欲しい」という要望のもと設置されたもの。住民と協議を重ね、豊かな自然環境を生かしながら「広域避難場所」としての機能も併せ持つ施設として建設された。
総面積約1万1千平方メートルの敷地内にはもともとあった樹林地と調和した花壇や散策路、ベンチが設けられ、四季の草花を鑑賞できるほか、東海道新幹線を望める見晴らし台を整備。そのほか子ども向けの遊具をはじめ、ぶら下がりや腕・脚伸ばしなど、健康増進に役立つ健康遊具もあり、多世代が楽しめる環境となっている。災害発生時に活用できるマンホールトイレやかまどベンチ、仮設テントとなる防災パーゴラも装備され、災害時対応も充実している。
なお、南側の第2工区区画は2024年4月の供用開始に向け、整備が進められる。
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