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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2020.05.15

再開待つ学校へ贈り物
保護者ら有志が手作りマスク

  • 布マスクが入った箱を森山浩好校長(左)に手渡す保護者ら

 綾瀬中学校(森山浩好校長)に通う生徒の保護者や地域の有志が11日、学校再開に向けて立体布マスク540枚を寄贈した。近隣の綾瀬小学校にも1000枚を届け、再開時に学校で配布してもらうという。

 学校に届いたマスクは男子用300枚、女子用240枚の合わせて540枚。当初は教職員にも配る予定だったが、材料の調達が間に合わず生徒分を寄付した。

 生徒の保護者で、呼びかけ人の綱島淳子さんが卒業式に出席した際、マスクを着用していない生徒を見かけ、不足がちなマスクの重要性を感じ有志を募り始めた。学校再開時に安心して授業を受けてもらおう、との思いが広まり70人以上が賛同したという。

 同市深谷中の高橋クリーニング店(高橋幸弘社長)は生地の洗濯で協力し、相模原市緑区の株式会社イノウエ(井上毅社長)は自社で製造するゴム紐を提供した。

 学校へマスクを届けた綱島さんは「マスクを作る大人たちの姿を思い浮かべ、生きる力に繋げてくれれば」と話した。

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