3市版楽屋帳vol.12
本題の前に、この連載は旧綾瀬版で掲載していました。3市版の創刊で休載していましたが、再開してみようと思います▼新型コロナウイルスは、感染症対策と経済対策を両立する新たな局面に入りつつあります。そうしたなか事業者への支援をめぐり課題が山積しているようです▼最大200万円が給付される国の持続化給付金や最大30万円の県協力金、給付金、雇用調整助成金など、ここに書いた支援策だけでも複雑です。運用しながらの変更や、オンライン申請、複雑な書類添付や計算式もあり、手続きそのものがコロナの2次被害になっているケースもあるようです▼商工団体のある幹部は「国県市は『やっていることのPR』も仕事。しかし、すべてが同時進行だから受ける側が混乱する。なかには特別定額給付金の申請で相談に来る人もいる」と話していました▼さしあたり最大30万円の県休業協力金は6月1日が締め切りです。あきらめず、まずは地元の商工会議所や商工会にご相談を。コロナにまつわる相談を機に新規入会する方も多いようです。
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