有鹿神社で「パンダ宮司」創作するなどして情報発信している 小島 実和子さん 海老名市大谷南在住 48歳
○…有鹿神社で禰宜を務める。頭にパンダの被り物をして参拝者を迎える「パンダ宮司」として親しまれ、参拝者を楽しませる「ネギ禰宜」はNHKの海外向け番組にも取り上げられた。少しでも神社に親しみを持って欲しいと、SNSも駆使する。「真面目に紹介するだけよりも、キャラクターを使えば画像になり、神社に興味を持っていただけると思った。楽しみにしてくれている人を思い浮かべながらキャラクターを創作している」
○…奉職する祖父と父の背中を見て育った。幼い頃から手伝い、神職の資格は学生時代に取得。それからは宮司の父と二人三脚で歩み続けている。「長く神社の仕事を手伝い続けてきたので神社への奉職に抵抗はなかった。父は宮司の他にも仕事をしていたので手伝いたい気持ちがあった。力になれていたら嬉しいです」
○…相模女子大付属小学部から東洋英和女学院の中学部、高等部から同大へ進み人文学部で比較宗教学を学んだ。そのため地域との繋がりを求めて海老名青年会議所の門を叩いた。「16年間の活動で、『かながわハイスクール議会』の立ち上げや公開討論会の運営などに携わり、イベントの企画やリーダーシップについて学び、魅力あるまちづくりのために自分に何ができるかを考え続けてきました」という。卒業して久しいが、仲間との交流は今も続いている。
○…由緒ある有鹿神社ではかつて神楽が盛んにん行われていた。この神楽は祭神や氏子崇敬者を楽しませるためのものでその舞には動物も登場する。そこから生まれたのが「パンダ宮司」で、禰宜になぞらえた「ネギヘッド」も神職に親しみを持ってもらうための創作だった。「神様に喜んでいただき、氏子崇敬者に喜んでいただける神社であるよう神明に奉職していきます」という。
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