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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2020.10.09

市民団体「座間子育て応援プロジェクト」の代表を務める
高澤 真奈美さん
ひばりが丘在住 54歳

常に笑顔で前進



 ○…市との協働事業として子育てイベントを開催した。新型コロナ対策で人数や講座を絞った代わりに、今後はオンライン講座も予定している。外出自粛によって「ママ友」の繋がりがSNSに偏り、窮屈に感じる人もいると考え、コロナ禍でもイベント開催にこぎつけた。「来場者同士が友達になる瞬間に立ち会えた。開催してよかった」と元気を絵に描いたような笑顔を見せる。



 ○…大学生と高校生になる2人の息子を育てながら、小松原コミセンで親子を対象にした体操教室を13年続けている。教室の最後に読み聞かせをするのがこだわり。近くの旭小学校でも毎週、読み聞かせボランティアを10年以上継続。「今は電子書籍や動画もあるけれど、やはり紙が一番。ページをめくったり本のにおいを感じたりする体験は、子どもの成長にプラスに働くと思う」



 ○…宮城県気仙沼市出身。幼少期は「男の子を泣かせるタイプ」のおてんば娘で、山へ海へと遊びに行く毎日だった。手に職を、と思い歯科衛生士に。26歳のとき「このままで人生を終わりたくない」と一念発起し上京。ホームシックはなんのその、毎日を謳歌し、テニスで出会った5歳下の男性と30歳で結婚した。「そこまで自由に悔いなく過ごしたからこそ、その後の人生全てを家族に捧げられた」



 ○…2004年に座間に転居したとき、知り合いはゼロ。そこで学校の役を積極的に引き受けたところ輪が広がった。「先輩方との交流が財産になった。これを枠組みにと思ったのが団体設立のきっかけ」と振り返る。好きな言葉は「一石二鳥」で、息子には時間を効率よく使うよう言い聞かせてきた。「ただ最近は逆に息子から『効率が悪い』と怒られちゃって…」と頭をかいた。

 

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