海老名市の新型コロナワクチン接種が26日に始まり、初日から歯科医師3人が接種に参加した。
海老名市では65歳以上の高齢者を5歳ごとに4つのグループに分け、年齢の高い80歳以上のグループから順次接種を進める。集団接種は北部公園体育館、市民活動センタービナレッジ、運動公園総合体育館の3会場で、この日は合計504人の予約を受け付けた。各会場には医師2人、歯科医師1人を配置。会場内で薬剤師がワクチンを希釈して注射器への充填を行い、医師が予診をして歯科医師が接種することもあった。
海老名市の集団接種は受付、接種、次回予約までを着席のまま提供するのが特徴。会場の一つであるビナレッジでは開始30分で54人が接種を終えていた。接種を受けた80代の女性は「高齢になると会場内を移動するのも大変。座ったまま次の予約までできるのはありがたい」と話した。会場までの移動支援では、無料シャトルバスの運行のほか、路線バスの往復券やタクシー券を配布した。
海老名市では、7月末までに高齢者の2回接種を終えるため、海老名市歯科医師会(石渡靖夫会長)に接種の協力を要請。歯科医師会は60人体制で支援にあたる。石渡会長は接種初日を迎え「歯科医師の士気は高い。接種が早く進むよう引き続き協力していく」と話した。
市では国の大規模接種センターの予約開始に対応するため26日までに全高齢者への接種券発送を済ませている。
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