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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2021.06.18

座間成人フェス
門出を地域一体で祝福
クラウドファンディングも達成

  • フェスの締めくくりに風船を飛ばす参加者

  • 小池都知事に扮した石坂さん

 座間ロータリークラブ(溝渕信一会長)が主催し、昨年度の新成人を地域で祝うことを目的としたイベント「20'sFesZAMA」が12日、ハーモニーホール座間で開催され、昨年度新成人65人が参加した。



 今年1月の成人式が中止となったことを受けて企画。小ホールでバーチャルフィッティングなどが設けられ、広場には消防や自衛隊の車両が展示された。



 メインホールで午後2時から行われた式典で溝渕会長は「諦めなければ必ず願いはかなうという大人の背中も見せたかった」と開催への思いを話した。



 アトラクションでは、時事ネタコント集団「ザ・ニュースペーパー」のメンバーで、相武台出身の石坂タケシさんと土谷ひろしさんが出演。小池都知事などの政治家に扮して会場を盛り上げた。座間市出身の歌手である桑原有美さんも市内出身の演奏家と共演し、歌声を披露した。



 参加した窪田海斗さん(20)は「成人式がなく寂しかったので自分たちのために企画してもらい嬉しかった」と話した。窪田さんと久しぶりに再会したという須藤大貴さん(20)は「このイベントがなければ会う機会もなかった。楽しい思い出になった」と笑顔を見せた。



 開催をめぐっては、直前まで参加者や開催資金が集まらない窮状にあった。クラウドファンディングは6月2日時点で76万円だったが8日に目標金額180万円を達成。事前申込者も87人から百人に達した。溝渕会長は「温かい支援のおかげで開催できた」と話した。

 

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