戻る

海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2021.07.09

座間の新たな銘菓に
市商連が和菓子店とタッグ

  • どらやきを持つ内藤会長(左)と菊芳堂の加藤さん

  • ざまりんのどらやき

 座間市商店会連合会(内藤和美会長)は座間の新名物を作る取り組みとして、市内の和菓子店「菊芳堂」(加藤正司店長)と共同開発した「ざまりんのどらやき」を7月9日から販売する。



 座間市商連では名産品を増やしていくことが長年の課題。内藤会長は「座間には有名な農畜産物がない。素材がなければ特産品づくりに取り組む商店もない。この状況を打開できないかと考えていた」と話す。



 商品開発には時間も要し、リスクも伴う。そこで市商連が商店に声をかけ、開発から携わって商品づくりをサポートすることにした。



 今回タッグを組んだ菊芳堂は、座間市推奨品「大凧最中」を販売する創業93年の老舗で、一年前から企画が始動。商品は、こだわりの粒あんを生かしたどらやきにし、座間市マスコットキャラクター「ざまりん」の焼き印を表面に押した。加藤さんは「ざまりんは内藤会長の発案。職人の私の思考では、キャラクターを商品に押す発想はなかった」と話す。



 どらやきは全て手作り。一日に作れる数量も限られるが、将来的には座間市を代表する銘菓になればと両者は期待を込める。加藤さんは「当店では座間の名物ともいえる水を純度を高めて使用している。このどら焼きで座間の活性化にもつなげられれば」と話す。内藤会長も「自信作のどら焼き。これをモデルに座間名物を作る機運を高めたい」と意気込んだ。



 販売は菊芳堂(座間1の3003の2)、1個180円(税込)。【電話】046・251・0139

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

海老名・座間・綾瀬 ローカルニュースの新着記事

海老名・座間・綾瀬 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS