座間市商店会連合会(内藤和美会長)は座間の新名物を作る取り組みとして、市内の和菓子店「菊芳堂」(加藤正司店長)と共同開発した「ざまりんのどらやき」を7月9日から販売する。
座間市商連では名産品を増やしていくことが長年の課題。内藤会長は「座間には有名な農畜産物がない。素材がなければ特産品づくりに取り組む商店もない。この状況を打開できないかと考えていた」と話す。
商品開発には時間も要し、リスクも伴う。そこで市商連が商店に声をかけ、開発から携わって商品づくりをサポートすることにした。
今回タッグを組んだ菊芳堂は、座間市推奨品「大凧最中」を販売する創業93年の老舗で、一年前から企画が始動。商品は、こだわりの粒あんを生かしたどらやきにし、座間市マスコットキャラクター「ざまりん」の焼き印を表面に押した。加藤さんは「ざまりんは内藤会長の発案。職人の私の思考では、キャラクターを商品に押す発想はなかった」と話す。
どらやきは全て手作り。一日に作れる数量も限られるが、将来的には座間市を代表する銘菓になればと両者は期待を込める。加藤さんは「当店では座間の名物ともいえる水を純度を高めて使用している。このどら焼きで座間の活性化にもつなげられれば」と話す。内藤会長も「自信作のどら焼き。これをモデルに座間名物を作る機運を高めたい」と意気込んだ。
販売は菊芳堂(座間1の3003の2)、1個180円(税込)。【電話】046・251・0139
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