3市版 楽屋帳 vol.19
ワクチン接種について▼行政職員や地域の医師会など、新型コロナのワクチン接種に関係する人たちは日々緊張を強いられている。そのことを取材から実感してきた。過日、自治体の集団接種で1回目の接種を受けさせて頂いたが、会場にいる1人ひとりに対してお礼を言いたい気持ちになった。せめてもと、黙礼で感謝の気持ちを伝えた▼この夏休みに綾瀬市は、12〜18歳の市民5187人を対象とした集団接種会場を市役所に開設し、8月末までに約2200人が2回の接種を完了する。これには執拗な抗議もあるようだが「接種は任意であり、受けたい人が受けられる場を早期に設けることは自治体の責務」と、口惜しさをこらえていた▼海老名市の医療従事者は「関係機関が一丸になり非常時と向き合っている。これは地域防災発展の糧となる経験だ」と話した。まさに同感で、ワクチン接種にかかわる皆さんに感謝したい。別の関係者はこうも言った。「熱中症にも細心の注意を払ってほしい」と。搬送先の確保が難しくなるのは急病も同じだという。
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