千葉県国際総合水泳場で8月17日〜19日に開催された第61回全国中学校水泳競技大会2日目の男子50メートル自由形決勝で、綾瀬市立城山中学校3年の吉田大起選手が中学記録に0・38秒に迫る23秒89で優勝し、この種目の中学日本一に輝いた。
全中競泳の男子50メートル自由形には吉田選手を含む41人が出場した。17日の予選で吉田選手は参加選手トップの24秒08で予選を通過。翌18日午後の決勝に進んだ。
決勝では「絶対に勝つ」と決めてスタート台に上がった。序盤は5〜3番手で上位をうかがい終盤一気に追い上げると、2位の選手を0・01秒差で退け優勝した。
このレースについて吉田選手は「終盤はキックが落ちたと感じたが最後のひとかきで優勝できた」と振り返った。
綾西幼稚園の年長で綾瀬市大上のトピレックスイムクラブに通い始め、小4(早園小)で頭角を現した。中学入学前の春には50メートル背泳ぎで短水路学童新記録を2度更新して注目を集めた。
中学入学後は不調が続き自由形の強化に集中。昨年はコロナで全中が中止になりこの夏が最初で最後の全中挑戦だった。
15歳になった今年5月1日、この夏の目標を「全中優勝」に定め、それまで6〜7回だった息継ぎを1回に抑える練習で好タイムを連発した。全中予選となる6月の県大会では県2位の24秒17で全中標準記録を突破。全国出場を決めた。
今後は「(全中予選で決勝を逃した)100メートルでも決勝に入れるようにしたい」と堅実な目標を口にした。
全中の競泳には石本大道選手(今泉)、岩崎真依選手(同)首藤優里選手(北の台)も出場。首藤選手は女子100メートル自由形で8位入賞を果たした。
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