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公開日:2022.03.18

座架依橋水と緑の広場
水仙花壇が見納め
20日から見ごろ

  • 花壇に咲き始めた水仙と野島会長

  • 過去の見ごろの花壇

 座間市と厚木市をつなぐ座架依橋の河川敷「水と緑の風広場」で3月20日(日)から24日(木)まで、さまざまな種類の水仙が咲く「相模川水仙まつり」が開催される。今回で開催は最後となり、25日(金)からは球根の掘り出し会も行われる。



 この花壇は護岸を活用したもので、市民団体「花を咲かそうボランティアの会」(野島誠一郎会長・79)が2010年から市の許可を受けて整備をしてきた。70品種10万本の水仙が咲く3月には、例年まつりを開催し、舞踊などステージイベントも行われてきた。



 しかし団体のメンバーの減少と高齢化により、維持が困難として今年で開催を終了する。野島会長は「常時活動できる人は5人になり、平均年齢は70歳を超えた。きれいな状態を維持できなくなる前にやめようと思った」と経緯を話す。



球根掘り出し



 花壇にある水仙を各地で育ててもらおうと、祭りのあとには、球根の無料掘り出しが行われる。上限は1人千球。申し込みは3月20日から24日で、掘り出しは3月25日から30日(水)の午前10時から正午。



 開花に先行して、3月10日には寒川町の「日本一のスイセンのまちにする会」が5千球を掘り起こした。市内でも、相模川沿いやかにが沢公園、さがみ野に移植される。野島会長は「大切に育ててきた我が子のような水仙が、ここを巣立ち、また新たな場所で人々を笑顔にしてくれることを願っている」と話した。



 (問)野島会長【携帯電話】090・2304・1186

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