社会奉仕団体の綾瀬春日ロータリークラブ(笠間博幸会長)が6月から、綾瀬市寺尾南にある寺で地域食堂「寺っこや食堂」を定期開催する。毎月第2土曜日に、今年4月にできた寺併設の観音堂で特製カレーを安価で提供し、地域の拠り所にしたい考え。
綾瀬春日ロータリークラブは1992年創立で、地域の財界人ら24人のメンバーが活動している。毎年秋に市内の畑でコスモスを咲かせ、福祉施設の利用者を招いて交流する「コスモス例会」を開催している。
今から3年ほど前に、これと並び立つ奉仕活動の模索が始まり、地域住民が子どもたちに食事を提供して交流の場を作る、こども食堂の開設をめざす機運が高まった。
同じ時期にメンバーの一人で同市寺尾南にある曹洞宗、報恩寺の加藤良隆住職(62)が檀信徒の協力のもと境内に観音堂を新設することになり、住職がクラブに観音堂の提供を申し出た。
その観音堂が今年4月に完成し活動に賛同するボランティアの協力にもめどが立ち、5月14日(土)に古塩政由市長ら関係者を招いて試食会を開くことが決まり、6月11日(土)に第1回目を開催することになった。
6月11日からは毎月第2土曜日午後5時から午後7時に「寺っこや食堂」を開き、18歳以下に一杯100円、大人には300円で「寺っこカレー」を提供する。
加藤住職は「寺の山号は陽広山で、明るく広い場所という意味もある。新たに人を迎えることができるのは喜びで楽しみ」と話す。クラブでは「綾瀬春日ロータリークラブの新たな活動が始まる。多くの方に来てもらい食卓を共にしてもらいたい」と、市内外からの利用を呼び掛けている。(問)綾瀬春日クラブ事務局【電話】0467・70・6100(月・水・金の午前10〜午後3時)。
![]() 本堂の東側に完成した観音堂が会場になる
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