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公開日:2022.07.15
海老名駅間ビナガーデンズパーチ
市内初の献血ルーム
目標は1日80人以上
7月1日から、海老名駅間の地上10階建ての複合施設「ビナガーデンズパーチ」8階に市内初の献血常設施設「海老名献血ルーム」がオープンした。アクセスの良い施設での開所となったことから、担当者はより多くの若者の協力も得られたらと期待を込める。
市内初の献血常設施設となる「海老名献血ルーム」は、丹沢の山々がデザインされた緑を基調とした内装で、採血スペースには14個のベッドが配置されている。県内では初めて、常温水やみそ汁を提供するスープバーを設置した。
必要な血液量から算出したこの施設での年間採血目標数は2万2231人。1日あたり81・4人の協力が必要となる。施設担当者は「この10年で10〜30代の協力者が3割減るなど、若い世代の協力が課題となっている。アクセスの良い場所なので、若い方にも来てもらえたら」と話した。
6月30日には内覧会が行われ、内野優市長も訪れた。内野市長は「利便性の高い海老名駅駅間地区に献血ルームが設置されたことで、献血に協力していただける方も多く集まると思う。市としてもさらに協力していただける方が増えるように、にぎわいと活気のあるまちづくりを進めていきたい」と述べた。
ビナガーデンズパーチは「ウェルネス」をコンセプトにした地上10階建ての複合施設で、6階には地域最大級のクリニックモール「ビナクリニクス」が、7階には健診センターとクリニックを備えた「カラダテラス海老名」が4月に先行開業した。7月には献血ルームと眼科が開業。8〜10階には8月にフィットネスクラブがオープンし、3〜5階は秋以降に飲食店などが開業予定。
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