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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2022.09.02

綾瀬市
秋もスマホ教室
シニア対象、3会場で16コマ

 綾瀬市は今年度、60歳以上のシニア世代を対象としたスマホ教室の開催に力を入れている。このほど、9月から10月にかけて開催するスマホ教室の日程を発表し、参加者の募集を始めた。

 市では2年前のコロナ禍の当初に、市内に住むシニア世代を対象に独自のコロナ禍での生活実態調査を実施した。その調査結果から「うつ傾向や生きがいの減少など心の状態に低下がみられる一方、LINEなどの利用頻度が高い人ほど健康感や幸福感が高い」と分析した。

 この調査で、70歳以上の6割がスマホを使用していないことや、そのうち半数以上が「自分の生活に必要ない」「使い方が分からない」との理由を上げていた。コロナ禍で垣間見えたシニア世代の生活実態から、デジタル機器による人との交流機会が増えるスマホの普及につながる使い方教室の開催に注力することにした。

 9月から10月にかけてはソフトバンク社と連携して、綾瀬市役所、寺尾いずみ会館、南部ふれあい会館の3カ所で教室を開催する。日程は平日の8日間で、午前と午後の計16コマに各回先着10人の参加者を募る。日程や申し込み方法は(問)高齢介護課【電話】0467・70・5616。

 市は7月と8月にも市内の商業施設で同様の教室を開き、定員35人の募集枠に180人の希望があった。

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