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公開日:2023.05.19
海老名警察署
交差点人身事故が半数超
「横断歩道で一時停止を」
海老名警察署管内で昨年発生した人身事故の半数以上が交差点で起きていることが、同署への取材で分かった。現在、春の全国交通安全運動が20日まで実施されており、同署は通学路等の取り締まりを強化。「横断歩道に人がいたら一時停止を」と呼びかけている。
同署によると昨年の人身事故件数は、432件で2年連続で増加している。発生場所の内訳は、交差点が240件で全体の55・6%を占めた。そのうち信号機のない交差点においては、162件の人身事故が発生した。
過去3年間の県内事故件数は、コロナ禍による外出自粛の影響でやや減少傾向にあるが、海老名署管内では2年連続で増加。同署交通課では、人口増加や大型商業施設への来店と物流拠点の開業に伴い、「交通量が増加したのも原因の一つ」と指摘する。
危険予知の運転を
道路交通法では信号の有無に関わらず、横断歩道では歩行者優先が定めれており、停止位置で止まれる速度での通過や横断しようとする歩行者がいる場合は一時停止が義務づけられている。
横断を妨げるようなケースは「横断歩行者等妨害違反」となり、普通車の運転者には減点2点と9000円の反則金が課せられる。
日本自動車連盟(JAF)が2022年に行った「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によれば、横断歩道を通過する車両7540台に対し、歩行者が渡ろうとする場面で一時停止した車は約4割だったという結果もある。
同署交通課では「交差点を通過する時は、『大丈夫だろう』という思い込みではなく、『人が渡るかもしれない』と常に緊張感を持ってほしい」と注意を促している。
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