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公開日:2023.06.23

綾瀬市鈴木さん
卓球で2年連続全国へ
昨年のリベンジ誓う

  • 優勝賞品を持ち喜ぶ鈴木さん=提供

  • サーブ練習をする鈴木さん

 綾瀬市上土棚中在住の鈴木愛梨さん(綾南小2年)は、このほど川崎市多摩スポーツセンターで行われた「全農杯全日本卓球選手権大会県予選会」のバンビ女子シングルス(小学2年生以下)で優勝した。鈴木さんは、7月28日から30日にかけてグリーンアリーナ神戸で行われる全国大会に出場する。

 同大会は、県内の小学1年生から6年生まで105人が全国大会への出場権をかけて競い合った。4選手の総当たり戦による予選リーグを行い、各グループの1位が決勝リーグに進出、県代表3枠の座を争った。

 バンビ女子シングルスの部に出場した鈴木さんは、予選リーグすべての試合を3対0のストレートで勝利し、決勝リーグへ進出した。決勝リーグでは予選を勝ち抜いたライバルたちが集う中で、得意のナックルサーブや下回転サーブを武器に圧勝。3試合を戦い、失ったのはわずか1セットだった。

 鈴木さんは、大会を振り返り、「今年は第1シードで負けられないと思いました。試合中はプレッシャーで緊張しました。去年は2位だったので、優勝できて嬉しかったです」と喜んだ。

 鈴木さんの父であり、コーチも務める一哉さん(35)は「ひいき目なしにしても実力は頭一つ抜けていたと思います。安心して試合を見ることができました」と愛娘の試合を手放しで称えた。

父の背中を

 鈴木さんが卓球を始めたのは4歳のころ。父の一哉さんが卓球をしている姿に憧れ、「将来はプロの選手になりたい」と同じ世界に飛び込んだ。それからは一哉さんが綾瀬市内で経営する会社のビルのワンフロアが練習場だったこともあり、平日は4〜5時間汗を流し、週末には遠征や試合など、365日卓球漬けの日々を送るようになった。卓球を始めてからは一哉さんも驚くほどメキメキと上達。「卓球がとにかく好きで吸収が速かった」という。

 鈴木さんは、5月に行われた「JA全農チビリンピック」も優勝しており、県予選会とあわせて現在2連勝中と勢いに乗っている。7月に行われる全国大会については「去年はベスト16で敗退したので悔しかった。今年は優勝目指して頑張りたいです」とリベンジを誓っていた。

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