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海老名・座間・綾瀬 スポーツトップニュース

公開日:2023.08.11

アストレアトランポリンクラブ
ジュニア選手権で日本一
120%の演技に高得点

  • 全国大会で活躍した山田さん(右)と金子さん

 海老名市のアストレアトランポリンクラブ(音成眞紀子代表)所属の山田ちひろさん(藤沢・亀井野小6年)と金子颯杜(はやと)さん(平塚・富士見小6年)が北海道で7月27日から行われた全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会に出場。シンクロ女子で山田さんが優勝、同男子で金子さんが4位に入賞した。

 アストレアトランポリンクラブは海老名市社家に教室を構え、世界年齢別大会で優勝実績を持つ音成代表が指導。2人は選考会で基準を満たし、日本体操協会主催の15歳以下を対象とした最高峰の大会に出場した。

 2人がエントリーしたシンクロは10歳以下、11-12歳、13─15歳の3カテゴリーがあり、男女合わせて153ペアが出場。2台のトランポリンで2人同時に演技し、完成度や難易度、跳躍の高さを競った。

 大会に向けて2人は埼玉県で活動する選手とそれぞれペアを組み、限られた練習機会の中で6月から演技を磨いた。音成代表によると、山田さんは自分のメニューを黙々と消化するタイプで、金子さんは前向きに練習に取り組む性格という。

 山田さんは同大会で予選を4位で通過すると、決勝では集中力を切らさずに息の合った演技を披露。「あまり良くなかった」と決勝を振り返ったが予選を上回る得点でトップに立ち、「優勝できると思っていなかったので嬉しい」と喜んだ。

 予選を3位で通過した金子さんは、メダルを狙っていただけに悔しさをにじませた。「入賞は嬉しいが、順位を上げられなかった」と話した。音成代表は2人について「120%の力を出してくれた」とたたえた。

夢は日本代表

 2人は小学1年から本格的にトランポリンを始め、「新しい技を覚えられるところが楽しい」と話す。山田さんは屈伸の姿勢で後方に2回転する「パイクダブル」を習得中で、金子さんは得意とする前方宙返り1回半ひねり「ルドルフ」を磨いている。将来の目標は「オリンピック出場」と言葉を揃えた。

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