厚木駅前フェスティバルの企画運営に携わる 井口 貴文さん 海老名市在勤 31歳
熱さ、地域へ伝われ
○…コロナ禍で失われた活気をまちに取り戻そうと、地元の商店会が主催で昨年から開催されているイベントの実行委員会の若手メンバーとして企画運営に携わる。「人と人がつながる場を提供して、地域に貢献していきたい」と熱が入る。自身も厚木駅近くの建築材料卸売業を営む会社に勤務し、竹とんぼや間伐材を使ったえんぴつのワークショップに参加する。「子どもたちに喜んでもらえたら」と22日の開催に向け期待を寄せる。
○…横浜市泉区出身。父の影響で始めた野球は小学1年から高校卒業まで打ち込んだ。「最初はイヤイヤでした」と苦笑い。高校では1年生から試合に出場し、投打の中心選手として活躍。3年時にはキャプテンも務めた。「12年野球を続けてチームワークの大切さを学べた」と振り返る。大学卒業後に現在の会社に就職し、工場勤務を経験したのち、不動産事業の部署に勤めている。
○…妻と小学2年生の息子と三人暮らし。身体を動かすことが好きで、休日は上司に誘われて始めたゴルフやソフトボールでも汗を流してリフレッシュ。今年の夏は息子と2人プールに通い詰め、かけがいのない時間を過ごしたという。人生のパートナーである妻には「仕事や地域活動で家を空けることも多いが、専念できるのは妻のフォローがあってこそ」と感謝を忘れない。
○…厚木駅前は再開発が進み人口は増加しているが、地域活動に参加する若者が少なく高齢化していることに危機感を覚えている。「地域の活性化には若者による盛り上げは必要不可欠」と考える。「イベントを通して地域活動に興味を持ってもらいたい」と意気込む。イベントに参加した子どもたちと10年、20年後に一緒に活動するのが目標だという。
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