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海老名・座間・綾瀬 文化

公開日:2023.12.22

「ひまわり焼酎」入荷
3000本を製造

  • 焼酎を積み込む支部メンバーたち

 県央小売酒販組合座間支部(永井勝利支部長)は12月15日、座間市の特産品でもある「本格焼酎ひまわり」の入荷式を酒のウエキ(同市小松原)で開いた。製造を依頼した福岡県の柳川酒造から届いたばかりの焼酎を、同支部メンバーが販売に向けて軽トラックなどに積み込んで持ち帰った。

 焼酎は、座間市の夏の風物詩でもある「ひまわりまつり」で開花したヒマワリの種を有効活用し、2002年から製造、販売をスタート。同支部メンバーが開花後の種を手作業で収穫し、天日干しを経て製造元に送っている。今年は約300kgの種を収穫し、720ミリリットル入りボトル3000本を製造した。

 永井支部長は「今年も美味しい焼酎ができたと思う。帰省土産にもピッタリなので、お正月に多くの方に味わってもらいたい」と話した。焼酎は座間市内の加盟店16店舗で購入可能、価格は1本1350円。

今後は未定

 同支部は今年の販売を喜ぶ一方で、来年以降の製造は未定としている。高齢化や担い手不在を理由に廃業が増え、78店舗だった加盟店は19店舗まで減少。種の収穫作業にに必要な人手不足に陥ったことが理由という。

 永井支部長は「継続したい気持ちはあるが早朝や炎天下での作業を思えば強制はしたくない」と話す。同支部では来年に開かれる総会で今後を決めたいとしている。

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