海老名市中新田在住の柴田佳穂さん(33)=人物風土記で紹介=が、タイで5月に開かれたタイ古式マッサージの世界大会インスピレーション部門で準優勝した。柴田さんは、6月24日に海老名市役所を訪問。肩こりを訴える内野優市長に施術を行い、世界2位の実力を披露した。
タイ古式マッサージは、ユネスコの無形文化遺産に登録されており、「世界一気持ちいいマッサージ」と言われている。手のひらや肘、膝などを使う手技とストレッチを組み合わせて頭からつま先まで、ゆっくりとしたリズムで施術するのが特徴という。
世界大会は、認知度向上を目的にタイ政府の公認として開かれており、今年で3回目。4部門があり、今回は21カ国から約600人が出場した。
柴田さんが出場したインスピレーション部門は、伝統的な技術と施術中の所作の美しさや独創性を採点方式で競うもの。木槌や布などを使った独創的な施術を披露する出場者がいる中で、柴田さんは、施術中にしなやかな動きのタイダンスを取り入れ、表現力で勝負したという。
この日、柴田さんは胸に大きな銀メダルを下げて内野市長と対面。大会結果を報告した後、肩こりに悩む内野市長の首や肩まわりのストレッチとマッサージを行った。内野市長は施術後、「痛気持ちいい。肩が軽くなった」と喜んだ。
柴田さんは25歳でタイに渡り、タイ古式マッサージの資格を取得。29歳で本格的に志し、現在は母の佳津江さん(56)が厚木市内で経営する「アジアンヒーリングスパSala」でセラピストとして活躍している。
国内では、30代後半から40代前半が第一線で活躍しているといい、「技術を磨いて再挑戦したい」と話した。
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