神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

かながわ脱炭素大賞を受賞した「あやせ環境ネットワーク」の会長を務める 伊澤 義一さん 綾瀬市深谷上在住 84歳

公開:2025年1月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
伊澤 義一さん

環境対策は「大人が率先」

 ○…友人に誘われて入会して5年。行政や市民団体と協働で環境負荷のない暮らしの実践に向け、普及イベントなどに取り組んできた。「かながわ脱炭素大賞」は、今年度に創設された表彰制度。先輩会員への感謝の言葉とともに「環境負荷の少ない社会の実現には自分だけが良いという考えではダメ。周囲をよく見て思いやる心が大切」と熱を帯びる。

 ○…茅ヶ崎市出身。祖父の代から続く豆腐店に生まれた。終戦直後でもあり、幼少期から親の仕事を手伝うのが当たり前。背中を追うように自然と家業を継いだ。結婚を機に綾瀬市に移り住み、「イザワ食品」を起業した。豆腐づくりのこだわりは、自分の舌を頼りにするよりも「美味しい」という消費者の感想で納得の味を追い求めること。「お客さんに喜んでもらえないと意味がない」。評判は広まり、小田原や川崎からも注文が相次いだ。

 ○…一昨年に、約50年続けた豆腐店の暖簾を下ろした。「そんな時代ではないから」と子どもたちに家業を継がせず、一晩で決断した。今年の正月には、3人の子どもと孫2人が顔を揃えて、団らんのひと時を過ごした。「これまで仕事一筋だったから初めて正月に全員が揃った」と目尻を下げる。「退屈しのぎだよ」と照れを隠したが、自由な時間が増えたことで除草作業などのボランティア活動も一層、積極的になった。

 ○…環境保全や脱炭素社会に必要なのは「啓発や普及と合わせ、大人が率先して子どもたちの手本になること」と説く。ゴミを拾う、指定の場所に捨てるといった当たり前の行動に、「恥ずかしいと感じるような風潮がある」と憂う。自然環境と同様に、美しく正しい行いも、「後世に残すべき」と考えている。

至高の休日スタイル 

神奈川・東京の注文住宅専門会社「RayCraft (加藤工務店)」

https://kato-koumuten.com/

海老名と綾瀬の家族葬専用式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」友引相談会開催中

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

海老名・座間・綾瀬版の人物風土記最新6

内山 喜一郎さん

「ヒートショックに注意!健康で快適な生活と住まいのすすめ」で講演する

内山 喜一郎さん

海老名市国分南在住 73歳

2月14日

荒谷 龍人さん

座間市の講座「井上兄弟の強さと試合を100倍楽しむ秘訣」で講師を務めた

荒谷 龍人さん

座間市相模が丘市在住 37歳

2月7日

小出 峻さん

今年国内最高峰の自動車レース「スーパーフォーミュラ」に参戦する

小出 峻さん

綾瀬市在住 25歳

1月31日

高橋 しずくさん

プロ初優勝を佐藤市長に報告した

高橋 しずくさん

座間市在住 24歳

1月24日

佐藤 専二さん

1月25日に座間市の鈴鹿長宿自治会館で「昭和カフェ」を開く

佐藤 専二さん

座間市入谷西在住 78歳

1月17日

伊澤 義一さん

かながわ脱炭素大賞を受賞した「あやせ環境ネットワーク」の会長を務める

伊澤 義一さん

綾瀬市深谷上在住 84歳

1月10日

<PR>

あっとほーむデスク

  • 2月14日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

  • 1月31日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook