神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

3市消防 救急出動が過去最多 高齢化の進展影響か

社会

公開:2025年1月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
救急出動が過去最多

 本紙発行エリアの海老名市、座間市、綾瀬市で2024年中に救急出動した件数が、過去最多を更新したことが各市消防本部のまとめで分かった。猛暑となった夏場の熱中症などが出動件数を押し上げたとみられる。

 24年の救急出動件数は、海老名市が9602件(前年比484件増)、座間市は7913件(同304件増)、綾瀬市は5151件(同10件増)。搬送人員は3市とも前年を上回り、海老名市が8726人、座間市が7016人、綾瀬市は4891人だった。

 事故種別の出動件数では、3市ともに「急病」が全体の6割以上を占め、「一般負傷」、「交通事故」と続いた。

 救急出動件数の増加の要因について3市の消防本部は、猛暑日が続いた夏場の熱中症を理由にあげている。6月から8月にかけては1日あたりの出動件数が急増。海老名市48件、座間市35件、綾瀬市29件を記録した。

 また、高齢化社会の進展も件数増加を押し上げる要因としてみられている。海老名市では、後期高齢者の搬送人員が前年比556人増となった。各市の消防本部では今後も高齢化率の上昇されていることから、「救急車を呼ぶべきかの判断に迷ったら救急医療相談事業(#7199)を活用してほしい」と、救急車の適正利用を呼びかけている。

火災は減少

 火災件数は、海老名市が18件(前年比11件減)、座間市は22件(同16件減)、綾瀬市が19件(同2件減)で、3市とも減少した。

 出火原因では、海老名市で焼却行為からの延焼、座間市は放火および放火疑いがもっとも多かった。

 座間市消防本部は火災件数の減少について「予防啓発活動により、市民の火災に対する意識が向上した」と説明。海老名市消防本部は、空気の乾燥する冬場について火災件数が増加する傾向にあるとして「自宅周辺に燃えやすい物を置かないなど日ごろから火災予防を心がけてほしい」と話している。

至高の休日スタイル 

神奈川・東京の注文住宅専門会社「RayCraft (加藤工務店)」

https://kato-koumuten.com/

海老名と綾瀬の家族葬専用式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」友引相談会開催中

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

才能発見 マンガ大賞

座間市

才能発見 マンガ大賞

小中学生から作品募る

2月14日

窓口対応に生成AI

海老名市

窓口対応に生成AI

3月末まで精度分析

2月14日

惜しまれつつ11日閉館

タウンヒルズ

惜しまれつつ11日閉館

20年の歴史に幕、解体へ

2月7日

下水道管を緊急点検

神奈川県

下水道管を緊急点検

相模川流域の9市3町で

2月7日

綾瀬の製造3社、県表彰

綾瀬の製造3社、県表彰

企業風土や技術など評価

1月31日

医療現場で地域交流

海老名総合病院

医療現場で地域交流

わくわく隊発足1周年

1月31日

<PR>

あっとほーむデスク

  • 2月14日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

  • 1月31日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook