都市計画道路「座間南林間線」の整備に向けて県と座間市はこのほど、完成後のイメージ動画を作成した。この道路は圏央道の西から座間市を東西に大和市との市境を結ぶ全長約5・9Kmの整備計画だが、整備が遅れていて、全線開通は2032年度の予定。
未開通の区間は座間下宿交差点から座間市役所北までの約1・6Km。整備区間の西側(680m)を県が、東側(900m)を市が施工する。片側1車線で歩道を含む幅は14m〜17m。
現在の市道は道幅が狭く踏切で混雑しやすいが、整備により圏央道厚木PAにあるスマートIC方面からのアクセスが向上し、緊急車両も走りやすくなりそう。現在、用地買収などが行われている。総事業費は埋蔵文化財調査などの可能性もあり、県は公表していない。市側は2年前の議会答弁で見込み額を約80億円とした。
この事業に合わせて谷戸山公園北入口駐車場隣に「(仮称)復元の森」を整備、雑木林を育てる計画案や、大型車が駐車できるよう東入口駐車場を改修する案もある。
県と市が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した動画は、上空からの目線や走行音、振動付きのドライバー目線など様々な角度から見ることができる。小田急線のアンダーパスや谷戸山公園に沿って道がのびる様子もわかる。
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