座間総合高校の写真部の3人が6月8日、高校生の写真日本一を決める「写真甲子園」の南関東ブロック代表に決まった。作品は同校の唐川和彦校長の一日を撮影し、組み写真にしたもの。同校から全国大会へ出場するのは初めてとなる。
全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」は、全国の高校写真部やサークルの活動の場や目標となることを目的に1994年に始まった大会。今年の大会には、全国から518校が参加している。
座間総合高校から全国大会に出場するのは、小林奏一朗さん(2年)、加藤颯真さん(同)、平田桜也さん(同)。同部では大会エントリーに際し、「プロフェッショナル」をテーマに考えた被写体をそれぞれの部員が撮影した。全国出場を決めた3人が被写体にしたのは唐川校長。表情豊かな唐川校長の一日が組み写真の作品となった。
同作品は5月下旬に行われた初戦審査会を通過し、南関東ブロック56校の中の10校に選出。6月8日に行われたオンライン審査では、作品のプレゼンを劇仕立てで行うなど工夫を凝らし、本戦出場の2校に選ばれた。
目指すは本戦で優勝
平田さんは「初戦突破できたことに驚いていたので、全国大会出場は夢のよう」と喜びを口にした。加藤さんは「テーマに合った作品ができた。本戦での優勝を目指します」と意気込む。小林さんは「まだ、実感が薄いけど、とても嬉しい。他にはない校長先生を全面に打ち出したのがよかった」と思いを語った。顧問の佐々木研人教諭は「出品する写真を選んでいるときから可能性を感じていた。全国初出場はとても嬉しい」と話す。
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